美味しい物へのこだわり3
第3弾はカレーライス 小さい頃私は久美浜の田舎に生まれました。 当時両親は農業に機織りと常に忙しくしていてあまり食のこだわりはなかったように思われます。 時代も時代だったせいもあるかもしれませんが(;^_^A 父親は戦争に行かずに終戦を迎えましたが日本自体が貧しく物資もなかったと思います。 母のカレーは粉のカレー粉を使い片栗粉でとろみをつけるカレーでした。 色はカレーですが、味は何ともカレー風味の煮物でした。 5歳で京都市内に親の仕事の関係で引越してから中学生のころだったか、どこかでカレーをいただく事がありました。今でもその時の衝撃たるや、、、 『美味しい』 こんなにカレーは美味しい物なのかと、今までのカレーは何だったのかとさえも思いました。 そこで、自分でレシピ通りに作ったらどんな味がするのかと思いジャワカレーのルーを買い裏のレシピ通りに作ってみたらそこそこ美味しいカレーが出来ました。 今思えばそれが食にこだわりを持つ始まりだったかも知れません。 それから、漫画やテレビ、雑誌など色々なアイデアを取り入れ自分なりこだわったカレーが出来ました。 ただ決してルーの作るとこまでは大変なので市販のルーを使い少しでも美味しいカレーを作るのですが誰もが美味しいと言ってくれました。 一時は外で食べるより自分が作った方が美味しいので外ではあまり食べなかったくらいです。 機会あれば食べてもらいたいですね。